滋賀県の重要文化財建造物     2018-2-9 現在
       
       
       
       
番号・名称 年 代   構造等
013 園城寺
毘沙門堂
江戸前期(1615
-1660)
正面一間、側面二間、一重、宝形造、檜皮葺
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特徴等
園城寺 (おんじょうじ) は壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子大友与多王が父の霊を弔うために創建したことに始まると伝えられ、その後智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)により中興されたという古刹で、三井寺の名で広く知られている。
毘沙門堂は園城寺五別所(本寺の周辺に設けられた園城寺の別院)のひとつ尾蔵寺(びぞうじ)南勝坊の境内にあったもので、戦後に現在地に移築された。宝形造、桧皮葺の小建築ながら、極彩色の施された華麗なお堂である。建立年代は明確ではないが、形式手法から江戸前期と見られている。
参考資料:現地の説明板(大津市教育委員会)/三井寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-5-26
園城寺毘沙門堂 (撮影:2009-5)
園城寺毘沙門堂 (撮影:2009-5) 園城寺毘沙門堂 (撮影:2009-5)